「メダル近づけんほうがいい」 河村たかし市長、WBC高橋投手に

名古屋市の河村たかし市長(右)を表敬訪問し記念撮影する、WBCで優勝した中日の高橋宏斗選手=28日午後、市役所
名古屋市の河村たかし市長(右)を表敬訪問し記念撮影する、WBCで優勝した中日の高橋宏斗選手=28日午後、市役所

名古屋市の河村たかし市長は28日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で、プロ野球中日の高橋宏斗選手の表敬訪問を受け、14年ぶりのWBC優勝を「グレートジョブ」とたたえた。2021(令和3)年に東京五輪選手の金メダルをかじり、批判を浴びたため、記念撮影の際には「あんまりメダルを近づけんほうがいい」と語り、周囲の苦笑を誘った。

河村氏は高橋選手に「中日への期待は強い。(これからも)派手にやってちょうだい」とエールを送った。表敬訪問後、高橋選手は「いろんな人の支えがあったからこそ、世界一になれた。感謝の気持ちでいっぱいだ」と報道陣に語った。

メダルかじった河村市長、職員に手書き謝罪文

河村氏 アイドルと「卑わいなハンドサイン」で謝罪

会員限定記事会員サービス詳細