戦争参加者も容認を IOC助言の専門家

スイスのローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)本部(ロイター)
スイスのローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)本部(ロイター)

国際オリンピック委員会(IOC)への助言を行う法律の専門家アレクサンドラ・クサンザキ氏(ギリシャ)は27日までに、ロシアのウクライナ侵攻に関与した選手も、大量虐殺や人道に対する罪などに関わっていなければ、国際大会への復帰を認められるべきだとの見解を示した。AP通信が伝えた。

IOCは国際大会から除外されているロシア勢について「中立」の立場などの条件付きで復帰を模索している。国連の人権理事会から特別報告者に任命されているクサンザキ氏は、戦争に参加した選手も「中立」に含まれるとの見方を表明。ウクライナの選手から反発の声が上がっている。(共同)

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