長崎県教育委員会は28日、少女らへの準強制わいせつや児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの罪で、執行猶予付き有罪判決を受けた長崎市立小の男性教諭(38)を懲戒免職処分とした。被害者の特定につながるとして、氏名を明らかにしていない。
長崎地裁が23日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)の判決を言い渡していた。判決によると、令和3~4年、寝ている少女にわいせつな行為をし動画を撮影したほか、別の少女と女性計2人の自宅敷地内に侵入し盗撮を繰り返した。
県教委は、県立長崎明誠高の男性教諭(44)を停職2カ月の懲戒処分とした。顧問を務めていた女子柔道部で昨年4月~今年1月、部員5人にたたいたり蹴ったりする体罰を加え「消えろ」「くず」といった暴言を吐いた。