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産経抄

3月27日

新聞記者といえば事件記者が花形だった時代がある。汚職や金融不正など経済事件の取材を含め、警視庁、東京地検、国税庁を結んだ東京・霞が関の一部は「魔の三角地帯」と呼ばれたことも。夜討ち朝駆けが続く厳しい取材現場で、若手記者はその担当になることを恐れた。

▼そんな三角地帯から少し離れた虎ノ門の交差点近くの文化庁が京都に移転し、27日から業務を始める。「文化」が花形でなく、取材が楽かのような書き方をしたが、けっしてそうではない。文化庁の所管は、文化財や国語施策、著作権など幅広く、国民生活にかかわりが深い。注目度の高い官庁だ。

▼文化庁の移転は、東京一極集中の是正や地方創生などのため中央省庁の移転が検討される中で決まった。「全面移転」は初めてと注目されるが、引っ越すのは都倉俊一長官をはじめ、9課のうち、総合調整や広報などを担当する政策課や文化資源活用課など5課だ。

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