岸田文雄首相は27日午前の参院本会議で、ウクライナのゼレンスキー大統領に「必勝」と書かれたしゃもじと折り鶴をモチーフにしたランプを贈った理由について「ロシアによる侵略に果敢に立ち向かっているゼレンスキー氏やウクライナ国民への激励と、平和を祈念する思いを伝達するためだ」と述べた。
しゃもじの贈呈を巡っては、立憲民主党の蓮舫参院議員がツイッターで「選挙と戦争の区別がつかないとしか思えない」と疑問を示すなど野党からは批判も根強い。一方、ウクライナのコルスンスキー駐日大使は「これからは、日本からの贈り物として『必勝しゃもじ』がとても喜ばれます」とツイッターで発信した。