参議院の押しボタン投票装置、改修に3億円 維新が批判

参院本会議場(春名中撮影)
参院本会議場(春名中撮影)

参院の小林史武事務総長は27日の参院予算委員会で、参院本会議場に設置されている押しボタン式の投票装置の改修に3億4540万円の費用がかかると明らかにした。日本維新の会の東徹氏への答弁。東氏は「誰も違和感を示さない。議員と議会、官僚のなれ合いが積み重なって改革が進まない」と批判した。

参院によると、老朽化により新しい投票機に交換する。令和5年度から設計を始め、7年1月召集の通常国会で使用開始を目指す。

現在は新型コロナウイルス対策として、議員が間隔を空け装置のない席にも座っており、押しボタン式の投票は行われていない。

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