宅見組が神戸山口組から離脱 豊中市が警戒区域から除外

特定抗争指定暴力団神戸山口組から離脱した「宅見組」の事務所=大阪市中央区
特定抗争指定暴力団神戸山口組から離脱した「宅見組」の事務所=大阪市中央区

大阪府警捜査4課は27日、特定抗争指定暴力団神戸山口組から傘下組織の宅見組(大阪市中央区)が離脱したと明らかにした。宅見組の入江禎(ただし)組長は神戸山口組副組長を務めていた。

宅見組は4月6日で特定抗争指定暴力団から外れ、入江組長の自宅がある同府豊中市は組の活動を制限する「警戒区域」の指定を解除される。府警は同市での警戒は継続するとしている。府内の警戒区域は大阪市のみとなる。

一方、山口組と神戸山口組の特定抗争指定暴力団への指定は、4月7日から7月6日まで3カ月間、延長する。延長は13回目。

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