大阪でパトカーから追跡、逃亡の22歳男を逮捕 45歳女性へのひき逃げ疑いで

写真はイメージです。本文とは関係ありません。
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大阪市北区の商店街の交差点で自転車の女性がひき逃げされて重傷を負った事件で、大阪府警曽根崎署は26日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪市城東区諏訪の自営業、柏原龍也容疑者(22)を逮捕した。

柏原容疑者はパトカーから追跡されている最中に事故を起こしており、「自分の免許が有効であったのかが分からなくなり無免許で運転しているような感覚になって、事故を起こしても助けることなく逃げた」と容疑を認めている。

逮捕容疑は25日午後2時55分ごろ、同市北区黒崎町の商店街の交差点で軽乗用車を運転中、一方通行を逆走した上で、自転車に乗っていた近くの女性(45)をはね、そのまま逃げたとしている。女性は骨盤骨折などの重傷を負って病院へ搬送されたが、一命は取りとめたという。

同署によると、同市北区堂山町の路上でパトロール中のパトカーが、急な進路変更をするなど危険な運転をする柏原容疑者の車を発見。職務質問をしようと停車させ、警察官がパトカーから降りると、突然走り出し、約1・4キロ離れた現場で事故を起こしていた。

同署は車のナンバーから柏原容疑者を特定したという。

パトカー追跡の車が自転車ひき逃げ 45歳の女性が意識不明の重体

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