米南部ミシシッピ州で24日夜、竜巻や暴風で建物が損壊するなどして、少なくとも21人が死亡した。CNNテレビが伝えた。
生存者の捜索・救助活動が25日、本格化した。同州に加え、隣接するアラバマ州とテネシー州でも25日午前、数万戸が停電している。
CNNによると、ミシシッピ州にある人口1800人余りのローリングフォークの住民は「こんなのは見たことがない。小さな町が消えてしまった」と語った。
海洋大気局(NOAA)によると、24日にミシシッピ州とアラバマ州で竜巻の報告が20件以上あった。AP通信は専門家の話として、竜巻を起こす巨大な積乱雲「スーパーセル」が発生したと報じた。(共同)