カーリング女子世界選手権で、ロコ・ソラーレは1次リーグで3勝5敗の窮地に追い込まれながら、4連勝してプレーオフへ滑り込んだ。
ニュージーランドとの最終戦では第6エンドに4得点。ハウス(円)内にストーン(石)をため、最後はスキップ藤沢五月が中央付近にあった相手の石をはじいて外側に押し込み、ビッグエンドを演出した。藤沢は「チャンスをものにできた。調子は上がってきている」と手応えを口にした。
今大会は刻々と変化する氷の状況に苦しんだが、チーム内でコミュニケーションを密に取りながら克服してきた。プレーオフに向け鈴木夕湖は「最高のプレーで迎えられたらいい」と気持ちを高めた。(共同)