トランプ氏疑惑捜査の検事に殺害予告と粉

24日、米ニューヨークの勤務先に向かうアルビン・ブラッグ検事(左)(AP=共同)
24日、米ニューヨークの勤務先に向かうアルビン・ブラッグ検事(左)(AP=共同)

米ニューヨークで24日、ニューヨーク州検察マンハッタン地区トップのアルビン・ブラッグ検事宛ての封筒から、殺害予告の手紙と白い粉が見つかった。米メディアが伝えた。粉は有害ではなかった。ブラッグ氏はトランプ前大統領が不倫相手に口止め料を支払ったとの疑惑を捜査中で、警察は関連を調べている。

NBCニュースによると、封筒は州検察が入る建物の郵便室に届き「アルビン、おまえを殺す!」と書かれた手紙と少量の粉が入っていた。消印は21日付で、南部フロリダ州オーランドから送られたとみられている。

疑惑の捜査は大詰めとされる。トランプ氏は18日、交流サイト(SNS)に自身が「21日に逮捕される」と書き込んで支持者に抗議を呼びかけた。その後もブラッグ氏の捜査を批判し「わが国にとって危険な存在で、即座に排除されるべきだ」と個人攻撃を繰り返していた。(共同)

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