WBCで日本の優勝に貢献した大谷翔平が24日、米アリゾナ州テンピで大リーグ、エンゼルスの練習に復帰した。「久々にみんなの顔を見てこのチームでも優勝したいな、という気持ちになった。万全の状態でシーズンに臨みたい」と述べ、30日(日本時間31日)に始まるリーグ戦への決意を新たにした。
シーズンでは2年連続で開幕投手を務める。歓喜の瞬間からまだわずか3日だが「早く頭を切り替えるのが一番」と強調。今季6年目となるメジャーではプレーオフに進んだことがなく、初出場したWBCの経験を踏まえ「やっぱり短期決戦の熱量は特別。今年ワールドシリーズに出て勝ちたいと改めて思った」と言葉に力を込めた。
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キャンプ施設に入る大谷翔平(右)=米アリゾナ州テンピ(撮影・水島啓輔)
WBCでMVPに選出された大谷は、チームメートから多くの祝福の言葉をかけられたそうで「すごくうれしかった」と笑顔。
この日は調整でダイヤモンドバックスのマイナー相手に登板し、4回⅔を投げてソロを含む4安打1失点、8三振だった。(共同)