WBCの日本代表に日系選手として初めて選ばれ、優勝に貢献したラーズ・ヌートバー外野手が23日、2026年に予定される次回大会での日本代表入りに「もちろんだ」と出場する意向を示した。所属する米大リーグ、カージナルスのキャンプ地のフロリダ州ジュピターで取材に応じた。
日本代表を離れる際に大谷翔平(エンゼルス)から、時計を贈られたことを明かし「もし26年に(日本代表に)戻ってこなかったり、他のチームで出場したりしたら返さなくてはいけないんだ。握手して約束したようなものだね」とうれしそうに話した。
WBCでは「1番・中堅手」で活躍、出塁した際にこしょうをひくポーズで注目を集めた。金メダルは母久美子さんに渡したそうで「ママも有名になり、少し変な感じ。彼女がいなければ達成できなかった」と、応援を続けてくれた家族に感謝した。(共同)