千葉工大学長の松井孝典氏死去、惑星科学研究の第一人者

千葉工業大の松井孝典学長
千葉工業大の松井孝典学長

松井孝典氏(まつい・たかふみ=千葉工業大学長)22日、前立腺がんのため死去、77歳。葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く予定。喪主は長男、悠(ゆう)氏。

日本の惑星科学研究の第一人者で、海の誕生を解明した論文「水惑星の理論」で世界的な注目を浴びた。米航空宇宙局(NASA)客員研究員や千葉工業大惑星探査研究センター所長などを歴任。令和2年6月に同大学長に就任した。著書に「地球進化論」「地球システムの崩壊」など。

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