関電高浜原発4号機が運転再開、1月に自動停止

関西電力高浜原発(左から)3号機と4号機=福井県高浜町(本社ヘリから)
関西電力高浜原発(左から)3号機と4号機=福井県高浜町(本社ヘリから)

関西電力は24日、1月に自動停止した高浜原発4号機(福井県高浜町)の原子炉を起動し運転を再開した。25日に発送電を再開し、営業運転に入る。

関電によると、4号機は1月30日午後3時20分ごろに自動停止した。電気ケーブル接続部の接触不良のため、制御棒を保持する部品の電流が下がり、原子炉に制御棒が挿入されたとみられる。関電は、予備のルートに切り替えるなどの対策が完了したとして、再開に向け準備していた。

4号機は運転開始後37年だが、経年劣化による影響は否定している。

高浜原発4号機が自動停止、中性子検知器に異常か

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