ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を終えた大谷(エンゼルス)やダルビッシュ(パドレス)らが23日、所属する米大リーグ球団のキャンプ地に姿を見せ、30日(日本時間31日)開幕のシーズンへ再出発を切った。
ダルビッシュは2月から日本代表合宿に参加していたため、アリゾナ州ピオリアでキャンプを行うパドレスには初合流。同僚や関係者から祝福され「やっと普通の日常に戻った。リラックスできる」と語った。
米国との決勝では救援で八回に起用された。開幕戦を考慮し、決勝での登板は想定していなかったというが、直前に球団から「チームのことは考えなくていい」との連絡があり、決勝当日に志願。パドレスの配慮に感謝し「若い選手たちと関係を築き、仲良くなれた。良かった部分はたくさんある」と話した。(共同)