米政府は22日、オンライン形式で29~30日に開催する第2回「民主主義サミット」に台湾の唐鳳(オードリー・タン)デジタル発展部長(閣僚)が参加すると発表した。2021年12月の第1回会合より8カ国多い約120カ国・地域を招待した。唐氏は前回会合でも登壇しており、2度目の出席となる。
台湾は対中関係の極度な悪化を避けるため首脳ではなく、閣僚級の唐氏の出席にとどめたとみられる。開幕前日の28日に米国務省が主催する閣僚級の関連会合には、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加する予定。
サミットは米国、韓国、オランダ、コスタリカ、ザンビアが共催する。
招待国として新たに追加したのはボスニア・ヘルツェゴビナ、リヒテンシュタイン、コートジボワール、ガンビア、モーリタニア、モザンビーク、タンザニア、ホンジュラスの8カ国。(共同)