WBC

世界一の〝侍〟が帰国、ファン1200人歓迎 栗山監督「ありがとうしかない」

帰国した侍ジャパンのメンバー(手前から)ソフトバンク・甲斐拓也、DeNA・今永昇太投手、ソフトバンク・牧原大成=成田空港 (撮影・戸加里真司)
帰国した侍ジャパンのメンバー(手前から)ソフトバンク・甲斐拓也、DeNA・今永昇太投手、ソフトバンク・牧原大成=成田空港 (撮影・戸加里真司)

野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、2009年大会以来3大会ぶり3度目の頂点に立った日本代表が23日、決勝が行われた米マイアミから成田空港に帰国。千葉県成田市内で記者会見し、栗山英樹監督は「選手たちが自分の役割をこなしてくれて、素晴らしい試合だったし、素晴らしいチームだった。僕からはありがとうという言葉しかない」と感謝の思いを口にした。

空港には、世界一の〝侍〟を一目見ようと、約1200人のファンと報道陣約200人が詰めかけた。栗山監督は「たくさんの皆さんが応援してくださったと感じたし、多くの皆さんの思いが力になった。感謝でいっぱいです」と表情を緩めた。

大会中不振にあえぎながら準決勝でサヨナラ打を放った村上宗隆内野手(ヤクルト)は「さらに目標を設定させられる試合になった」と語り、決勝で本塁打を放った岡本和真内野手(巨人)は「このメンバーで優勝できてすごくうれしかった。ゲームセットの瞬間が印象に残っているし、野球ってこんなに楽しかったんだと思った」と激闘を振り返った。



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