「おまえ」「虚言癖」発言で共産市議が離党 パワハラ認める

岡田英樹市議(大阪府富田林市議会のホームページから)
岡田英樹市議(大阪府富田林市議会のホームページから)

大阪府富田林市の岡田英樹・共産党市議(69)が、同僚の女性市議(44)に「おまえ」などのパワハラ発言をしたとして、党地区委員会から警告処分を受け、離党していたことが23日分かった。離党は22日付。

女性市議によると、普段から岡田市議から「おまえ」「あいつ」呼ばわりされたほか、他人に自分のことを「嘘つき」「虚言癖」などと言われたという。

市議にハラスメント中止を求めていたが改善されないため、女性市議は令和3年10月に、党本部に訴えていた。

党大阪府委員会などによる聞き取り調査に、岡田市議はハラスメント行為を認めた上で、女性市議に文書で謝罪した。党地区委員会はハラスメント行為への警告処分を出し、22日に岡田市議の離党届を受理した。

府委員会の柳利昭委員長は「党はハラスメント根絶の立場。公にする必要のあるものは公表していく」とコメントした。経緯も府委員会ホームページに掲載した。

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