千葉県および千葉市の教育委員会は23日、4月1日発令の令和5年度定期人事異動を発表した。対象者は公立小中高、特別支援学校などの計1万342人(前年度比167人減)。校長や教頭などの女性管理職は597人(10人増)で全体の22・0%を占め、過去最多を更新した。
異動対象者は19年連続で1万人台となった。内訳は小学校4652▽中学校2567▽義務教育学校28▽高校1741人▽特別支援学校960▽教育庁など394ーとなっている。また、新規採用者は前年度比31人増の1728人。小学校で69人、中学校で25人増やした一方、高校は11人減だった。
県・市教委は校長の再任用を進めており、5年度は35人増の77人を任用。また、新たに副校長・教頭職についても再任用制度を導入した。「学校教育の安定的な運営を図る」としている。
令和5年度 千葉県学校教職員人事の詳細(PDF)