23日午前10時15分ごろ、岐阜県坂祝町の岐阜県警加茂署坂祝警察官駐在所で、同署地域課の男性巡査長(26)が頭から血を流して倒れているのを、同課の50代の男性警部補が見つけた。県警によると、巡査長は搬送先の病院で死亡が確認された。拳銃1丁が近くに落ちており、1発発射されていた。県警は自殺を図ったとみて調べている。
巡査長は23日午前8時半ごろから勤務。警部補と2人で管内をパトロール中に立ち寄った駐在所のトイレ内で巡査長が倒れているのを警部補が見つけた。現場で遺書は見つかっていない。
加茂署の村井信隆副署長は「拳銃使用による自殺容疑事案が発生したことは誠に遺憾。今後、事実関係を明らかにし、再発防止に努める」と話した。