声優の神尾晋一郎が水曜パーソナリティーを務めるラジオ番組『サクラバシ919』。3月22日(水)の放送では、宿泊先のホテルでおきた恐怖体験を語った。
先週末、朗読劇の仕事で仙台に行ったという神尾。今回は、同じ事務所の声優・三宅健太、新田杏樹と共演とのことで、「複数の役をみんなで入れ替わりながら演じた」と話す。
前日に現地のホテルに到着した神尾は、さっそくサウナへ。
「大浴場に入ったら、ビックリするくらい高校球児がいた。でも、頭を洗い終わってぱっと周りを見たらひとりもいなくなっていた。すげぇこわい」(神尾)
さらに、入浴後にドリンクを飲もうとしたところ、指を切ってしまうハプニングも発生。
不吉なことが立て続けにおこり嫌な予感がしつつも、翌日の朗読劇に備え、深夜まで台本を読み込むことに。すると深夜0時ごろ、どこからともなく「うぁ~ん」と甲高い声が聞こえてきたという。
「部屋の中でうっすら聞こえてきたから、『なんだ?』と思って。一応、窓を開けて下を見ても人がいない。廊下を開けてみても誰もいない」と気になったものの、そのまま仕事を続行。しかし、しばらくすると再び謎の声が聞こえてきたそうで、「すごくやだ。こわくなってきた。音の出どころがわからないと満足に寝られない」と震える。
台本をめくると…
その謎の声は20分ほど断続的に続き、耐えきれなくなった神尾がフロントに「異音がする」と電話をしようとした矢先、さらに声が大きくなったとか。
迫りくる恐怖に青ざめる神尾だったが、ふと台本をめくると、そこに書かれていたのは、新田演じる〝幼い妹〟の「本当だもん、噓じゃないもん」というセリフ。
どうやら、隣の部屋で新田が〝幼い妹〟役の練習をしていた声が、神尾の部屋では奇妙な音に聞こえていたよう。「しかも、断続的に聞こえたのはわざわざ同期に〝幼い妹〟の声の出し方を聞いて研究して、熱心に繰り返し練習していたから」といい、「僕に30分以上恐怖を与え続けた。すげぇ怖かった」と振り返った。(ラジオ大阪)