WBC

今永投手は凱旋帰国もトートバッグ1つ でっかいキャリー「絶対持たない」

帰国した侍ジャパンのメンバー(手前から)ソフトバンク・甲斐拓也、DeNA・今永昇太投手、ソフトバンク・牧原大成=成田空港 (撮影・戸加里真司)
帰国した侍ジャパンのメンバー(手前から)ソフトバンク・甲斐拓也、DeNA・今永昇太投手、ソフトバンク・牧原大成=成田空港 (撮影・戸加里真司)

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶり3度目の頂点に立った日本代表が23日、決勝・準決勝が行われた米マイアミから成田空港に帰国した。各選手がキャリーケースを引いて到着ゲートから現れる中、決勝の米国戦で先発のマウンドを託された今永昇太投手(DeNA)はトートバッグ一つで登場。詰めかけた1200人のファンの大歓声を浴びながら、さっそうと空港を後にした。

17日に米マイアミに到着した際もトートバッグ一つで現れ、あまりの荷物の少なさに話題になっていた。理由を尋ねると、他の選手たちのキャリーケースを指さしながら、「僕、こういうキャリーで動くの嫌いなんですよ」と苦笑い。本人によると、移動用のリュックとボストンバッグは球場から発送しているという。山本由伸投手(オリックス)に「ミスターミニマム~!」といじられながらも、「でっかいキャリーは絶対持たない。ミニマムです」とこだわりを明かした。

成田空港近くのホテルで行われた記者会見では、「宮崎合宿からダルビッシュさんをはじめ、大谷選手、そして素晴らしい投手と意見交換ができたのが素晴らしい機会だった」と充実の日々を振り返った。

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