栗山監督、始球式で岸田首相の投球を「必死に取りにいった」 表敬訪問後に明かす

WBC侍ジャパンの表敬を受け栗山英樹監督(左)からかけてもらった優勝メダルを首に、ナインの寄せ書きの贈呈を受ける岸田文雄首相=23日午後、首相官邸(春名中撮影)
WBC侍ジャパンの表敬を受け栗山英樹監督(左)からかけてもらった優勝メダルを首に、ナインの寄せ書きの贈呈を受ける岸田文雄首相=23日午後、首相官邸(春名中撮影)

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を3大会ぶりの優勝に導いた栗山英樹監督は23日夜、官邸で、岸田文雄首相を表敬訪問後に記者団の取材に応じ、「日本中の皆さんが興味を持ち、多くの人が応援してくれて感謝している」と述べた。

10日に行われた日本-韓国戦では、試合前の始球式で首相がボールを投げ、栗山監督が捕手を務めた。記者団から、その際の感想を求められると「僕が取れなかったらチームが負けちゃうんじゃないかと思って、必死にボールを取りにいった」と笑顔で振り返った。

また、栗山監督は「少子化などで野球をやる子供たちが少なくなっている。(今大会を)勝ち切ったことで、子供たちが『ああいう選手になりたい』という夢を持ってくれればうれしい」とも話した。

始球式に臨む岸田文雄首相とキャッチャー役の栗山監督 =3月10日、東京ドーム(撮影・中井誠)
始球式に臨む岸田文雄首相とキャッチャー役の栗山監督 =3月10日、東京ドーム(撮影・中井誠)

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