野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、2009年大会以来3大会ぶり3度目の頂点に立った日本代表が23日、成田空港に凱旋(がいせん)し、千葉県内のホテルで記者会見した。約1200人のファンから熱烈な祝福を受けた栗山監督は「難しい試合の中、選手たちが自分の役割をこなして勝ち切った。素晴らしいチームだった。僕からはありがとうという言葉しかない」と感謝の言葉を述べた。
各選手のコメントは以下の通り。
近藤健介(ソフトバンク)「いろんな選手を見る中で自分の成長にもつなげられた。そんな大会の中で、このチームジャパンで優勝できたことを本当にうれしく思う」
大城卓三(巨人)「最後のバッターを三振にとって、みんなでマウンドで集まったことがとても印象に残っている」
牧原大成(ソフトバンク)「最後、守備について優勝を迎えられたことは、いい経験になった」
山川穂高(西武)「最後、(大谷)翔平とトラウトの一騎打ちがドラマチックだったなと思いながら見ていた」
村上宗隆(ヤクルト)「さらに目標を高く設定させられる大会になった」
岡本和真(巨人)「いい経験になった。いろいろな感情があったし、このメンバーで優勝できてすごくうれしかった」
中村悠平(ヤクルト)「今までの野球人生の中で感じたことのない感情であったりプレッシャーがあったが、そういった中でプレーすることができて、そしてこのチームで世界を知ることができて本当に幸せ」
山田哲人(ヤクルト)「みんなと楽しく野球ができた」
源田壮亮(西武)「素晴らしいメンバーと野球ができ、そして、世界一という結果がついてきたことがとても幸せ」
高橋奎二(ヤクルト)「この2カ月間、本当に最高のチームメートと一緒に野球できたこと、すごくうれしく思った」
周東佑京(ソフトバンク)「なかなかこういう経験もできないと思う。自分の中で財産に残る大会だった」
今永昇太(DeNA)「宮崎合宿からダルビッシュさんをはじめ、大谷選手、そして素晴らしい投手と意見交換ができたのが素晴らしい機会だった」
松井裕樹(楽天)「強化試合はなかなか結果が出ず、苦しい時間だったが、多くの先輩方にいただいた言葉を自分の野球人生の糧として、今後また頑張っていきたい」
中野拓夢(阪神)「とてもいい経験ができたし、しっかりとこれをシーズンにつなげていきたい」
高橋宏斗(中日)「今まで感じたことのないプレッシャーを感じ、すごくいい経験になった。世界一を勝ち取ることができてすごくうれしい気持ち」
宮城大弥(オリックス)「素晴らしいチームメートの皆さんと、一緒に野球ができて幸せだった」
湯浅京己(阪神)「普段は経験できないことをたくさん経験させてもらった。本当にこのチームで世界一をとれてよかった」
宇田川優希(オリックス)「すごいメンバーで野球ができて楽しかった」
山崎颯一郎(オリックス)「自分自身1球も投げていないが、すごい経験ができたのでよかった」
伊藤大海(日本ハム)「僕自身、この大会で頑張ってきた先輩方の姿を見て、この大会に投げることを楽しみにしていた。そこに立って最高の結果で終われたことをうれしく思う」
牧秀悟(DeNA)「この最高のメンバーで世界一をとれてすごく幸せ。応援ありがとうございました」
山本由伸(オリックス)「世界一のチームの一員になれてすごく幸せ。また入れるように頑張る」
大勢(巨人)「最高のメンバーで、世界一をとれたので良かった」
戸郷翔征(巨人)「今まで感じたことのない空気感で野球をできたことを本当に幸せに感じている」
佐々木朗希(ロッテ)「米国のあの球場で、あの雰囲気の中でメジャーリーガーと真剣勝負ができてすごく楽しかった」