NHK大阪放送局は22日、同局制作のニュース番組のキャスターを務めるアナウンサーを発表した。毎週金曜夕方に全国放送している「ニュース きん5時」は高瀬耕造アナ(47)、関西のニュース番組「ほっと関西」は、小山径(46)と嶋田ココ(25)の両アナが担当する。
記者会見した高瀬アナは「きん5時」のミニドラマなどのコーナーに触れ、「喫茶店で深刻な話をしている2人の奥で、おしゃべりをしているお客さんの役をやってみたい」と語った。
高瀬アナは兵庫県出身で、平成11年に入局。新潟放送局などを経て、東京アナウンス室で「NHKニュースおはよう日本」のメインキャスターなどを担当した。
アナウンサーとして常に「情報を伝えることに、どう付加価値をつけるか」を意識しているといい、大阪の印象については「面白いことの価値がどの地域より高く、一般の方の中にもとんでもなく面白い方が大勢いる。自分自身のトーク力や魅力的な伝え方を磨きたい」と話す。
また「大阪放送局の広告塔のような役割が求められている面もあると思う。喜んであらゆることにチャレンジしていく」と意気込んだ。
小山アナは新潟県出身で、平成12年に入局。関西に住むのは初めてだが、先輩らから「絶対合うと思うと言われました。その評価を信じて楽しみたい」と気合十分だ。
コンビを組む入局4年目の嶋田アナについては「化けると思っているんです。10年以内に紅白歌合戦の司会とかをやっていそう」と期待を寄せた。(藤井沙織)