【ソウル=時吉達也】野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で22日、日本が優勝した結果を韓国メディアも速報。胴上げ投手となった大谷翔平選手の活躍を中心に試合内容を伝えた。
試合を中継したSBS放送のアナウンサーは、大谷選手が最終回、最後の打者から三振を奪い日本の勝利を決めると「この瞬間、野球はオオタニの、オオタニによる、オオタニのためのスポーツになった」と実況した。
聯合ニュースもSBSと同じ表現を用い「オオタニの、オオタニによる、オオタニのための完璧なフィナーレ」と試合結果を速報。日本代表の投手陣が「先発打者基準で年俸総額が2億ドル(約260億円)を超える米国の強力打線」を2失点に抑えたと伝え、「堅固な盾の威容を全世界にとどろかせた」と称賛した。