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THE古墳

巨大古墳にもあった「マヤ文明の世界観」被葬者を天に近づけた古代の習わし

復元された仁徳天皇陵古墳の馬形埴輪(高さ約1メートル、全長1・4メートル)=堺市博物館
復元された仁徳天皇陵古墳の馬形埴輪(高さ約1メートル、全長1・4メートル)=堺市博物館

国内最大の仁徳天皇陵古墳(堺市、墳丘長486メートル)、2位の応神天皇陵古墳(大阪府羽曳野市、同425メートル)を擁する世界遺産「百舌鳥(もず)・古市古墳群」。地元では、シンポジウムなどを通じてベールに包まれた天皇陵の謎に迫る。巨大前方後円墳の世界観は中米・マヤ文明に通じる-。亡き王の魂を天に近づけるという点でマヤの高層神殿と共通するとの見解が、羽曳野市のシンポジウムで出された。会場では地元住民らがおもてなしの心で後押し。古墳の魅力は、世界的視野で広がっていく。

大王の魂を天へ

羽曳野市で2月に開催された「世界遺産シンポジウム」では、松木武彦・国立歴史民俗博物館教授が百舌鳥・古市古墳群と大王墓について解説。両古墳群では同時期に巨大前方後円墳が並行して存在しており、「2つの古墳群は別の氏族が築いたもので、大王の座をめぐって熾烈(しれつ)な争いを繰り広げた」と述べた。

さらに、必ずしも氏族のトップが大王位についたとはいえないと指摘。何らかの理由で氏族の2、3番目の人物が大王になった可能性もあるとした。

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