日本優勝、大谷の一問一答「夢見てた。本当にうれしい」

野球の国・地域別対抗戦、第５回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で日本は２１日（日本時間２２日）、米フロリダ州マイアミで行われた決勝で前回王者・米国に３―２で競り勝ち、２連覇した２００９年大会以来３大会ぶり３度目の優勝を果たした。０―１の二回に村上宗隆（ヤクルト）の今大会１号となる同点ソロなどで２点を挙げ、四回に岡本和真（巨人）のソロ本塁打で追加点。八回にシュワバーの本塁打で１点差とされたが、「３番・指名打者」で先発した大谷翔平（エンゼルス）が九回を無失点で抑えて逃げ切った。

大会最優秀選手（ＭＶＰ）に選ばれた大谷は、「夢見ていたところなので、本当にうれしい。本当に接戦のいいゲームで、緊張したがなんとか（最終回を）抑えられてよかった」と喜びを口にした。

試合後のインタビューの内容は以下の通り。

――世界一になった

「夢見ていたところなので本当にうれしい」

――九回にはマウンドにも上がった

「点差によって多少変わると思っていたが、本当に接戦のいいゲームで緊張したが、何とか抑えられてよかった」

――ブルペンとベンチを行き来していた

「（日本ハム）ファイターズ時代は（ブルペンが）裏だったのですぐ行けたが、ホームサイドにブルペンがあったので、ライト側じゃなくてそれなりにやりやすかったので、問題なくできたかなと」

――最後の打者はエンゼルスの同僚、トラウトだった

「１アウト、２アウトとれば最後はトラウトだなと思っていたが、先頭出しちゃったので最後できないかなと思ったが、ゲッツーになって、最高の形で迎えることができ、最高の結果になったのでよかった」

――このメンバーで戦ったＷＢＣはどうだった

「正直終わってしまうのがちょっと寂しいような気持ちあるし、みんな同じだと思うが、それぞれのチームに帰って、これからシーズン始まるのでそれに備えて、寂しいが頑張りたいなと思う」

――栗山監督を胴上げできた

「最高の形で終わることができたので、全員が自分たちの仕事をして、昨日もそうだが粘り強く、最後の最後まであきらめず、監督を優勝させることができてよかった」

――日本の野球が世界で注目される

「日本だけじゃなく、韓国も台湾も中国も、またその他の国ももっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことが良かったなと思うし、そうなってくれることを願っている」

――最高の形になった

「最高の形になってよかったなと思う」