フィギュアスケートの世界選手権で2連覇が懸かる男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)が22日、さいたまスーパーアリーナで行われた公式練習でジャンプの着氷の際に右足首を痛め、調整を途中で切り上げた。日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長によると、23日にショートプログラム(SP)を控える宇野は「大丈夫だと思う」と話した。
本番会場に併設された練習リンクで4回転サルコーを跳んで転倒。その後しばらく立ち上がれず、トレーナーから患部を冷やす応急処置を受けた。竹内氏は宇野が大会前から右足首を痛めていたことも明らかにした。
宇野SP32番、山本24番
34人で争う男子SPの滑走順が決まり、前回王者の宇野昌磨(トヨタ自動車)は最終6組の32番に入った。山本草太(中京大)は24番、友野一希(上野芝ク)は25番、イリア・マリニン(米国)は26番で第5組。