狛江事件で24歳男も強盗致死罪などで起訴

広域強盗事件で初めて死者が出た東京都狛江市の住宅=2月18日午後
広域強盗事件で初めて死者が出た東京都狛江市の住宅=2月18日午後

東京都狛江市の住宅で1月、住人の大塩衣与さん(90)が暴行されて死亡し、腕時計などが奪われた事件で、東京地検立川支部は22日、強盗致死と住居侵入の罪で住居不定、無職、加藤臣吾容疑者(24)を起訴した。

事件を巡っては、すでに強盗致死などの罪で永田陸人被告(21)、野村広之被告(52)が起訴され、同容疑などで男(19)が家裁送致されている。

起訴状などによると、加藤被告は永田被告らと共謀し、1月19日午前11時半ごろ、大塩さん方に宅配業者を装って押し入り、大塩さんの手を縛るなどした上で腹部などを蹴ったり、バールで多数回殴ったりするなどの暴行を加えて急性呼吸不全で死亡させた。腕時計など4点(時価計約59万円)を奪ったとしている。

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