岸田首相、ポーランド首相と会談 ウクライナ支援のリーダーシップ表明

22日、ポーランド・ワルシャワでモラウィエツキ首相(右)と写真に納まる岸田文雄首相(ゲッティ=共同)
22日、ポーランド・ワルシャワでモラウィエツキ首相(右)と写真に納まる岸田文雄首相(ゲッティ=共同)

【ワルシャワ=板東和正】岸田文雄首相は22日、ワルシャワの首相府でポーランドのモラウィエツキ首相と首脳会談を行った。共同記者会見で「先進7カ国(G7)議長国としてウクライナをしっかり支えていくようリーダーシップを発揮したい」と述べた。

岸田首相は会見で、21日訪問したウクライナでゼレンスキー大統領に「ウクライナへの揺るぎない連帯」を伝えたと話した。ウクライナへの軍事・人道支援を行うポーランドに「深い敬意と感謝」を示し、同志国が引き続き結束して「厳しい対露制裁」やウクライナ支援を継続することが重要だと訴えた。ウクライナ侵略の長期化に伴いポーランドの負担が増加しているとして、政府開発援助(ODA)の対象として支援する意向も表明した。

モラウィエツキ氏は、日本との協力が「ウクライナ復興の課題において重要になる」との見方を示した。

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