第20回統一地方選は23日、先陣を切る9道府県知事選が告示され、1カ月に及ぶ選挙戦が幕を開ける。4月9日投開票の前半戦と同23日投票の後半戦を合わせ、計985件(共同通信社集計)の首長選と議員選が予定されている。物価高や少子化への対応、地域活性化策などが争点だ。現時点で今年は大型の国政選挙はなく、統一選が各党の行方を占うこととなる。
前半戦は北海道、神奈川、福井、大阪、奈良、鳥取、島根、徳島、大分の9知事選をはじめ、札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の6政令市長選(3月26日告示)、岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄の6都県を除く41道府県議選(同31日告示)、17政令市議選(同)が対象となる。
後半戦は、衆参5補欠選挙と共に100一般市区長選、315市区議選、124町村長選、373町村議選が行われる。