野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は20日、米フロリダ州マイアミで準決勝のメキシコ戦に臨み、佐々木朗希(ロッテ)が先発登板する。勝てば2連覇を果たした2009年の第2回大会以来の決勝進出となり、21日(日本時間22日)に前回王者の米国と戦う。
5大会続けて4強入りした日本は、準決勝で13年の第3回はプエルトリコに1―3で敗れ、前回17年は米国に1―2で屈した。
栗山英樹監督が率いた今回は、投打「二刀流」の大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)ら米大リーグ勢に加え、昨季に完全試合を達成した佐々木朗、史上最年少三冠王となった村上宗隆(ヤクルト)ら充実の陣容。東京ドームで1次リーグB組を4戦全勝で1位通過したのに続き、準々決勝はイタリアに9―3で快勝し、米国に乗り込んだ。(共同)
「要警戒」は俊足の好打者と大谷の同僚左腕 準決勝、メキシコ攻略のカギは