参院大分選挙区補欠選挙(4月6日告示、23日投開票)に立憲民主党公認で立候補する吉田忠智参院議員(67)=比例=は21日、大分市で記者会見し、「大分から政治の流れを変える」と意欲を語った。
大分補選には自民党公認の飲食店経営白坂亜紀氏(56)が立候補を表明しており、事実上の与野党一騎打ちとなる。吉田氏は「(比例ではなく)選挙区でぜひ立ちたい。県民の思いや声を国政に反映させる」と述べた。
吉田氏は令和元年の参院選で社民党の比例代表として当選後、立民へ移った。吉田氏に次ぐ2位と3位の候補者は比例名簿から削除されているため、4位だった社民の大椿裕子副党首が繰り上げ当選する見通し。
大分補選には元大分県別府市職員の小手川裕市氏(55)も無所属で出馬する意向を表明している。