2連覇を目指す米国は大リーガーで固められたドリームチームだ。各球団のスター選手が集う打線の豪華ぶりは際立ち、エンゼルスで大谷と同僚のトラウトが主将として牽引(けんいん)する。
トラウトの前を打つベッツ(ドジャース)や、中軸のゴールドシュミットとアレナド(ともにカージナルス)、シュワバー(フィリーズ)はいずれも昨季30本塁打をマークした。今大会は9番のターナー(フィリーズ)が打率3割6分8厘、4本塁打、10打点と絶好調で切れ目がない。
対照的に投手陣はベテラン中心の布陣だ。決勝で先発するケリー(ダイヤモンドバックス)は昨季13勝を挙げた34歳の右腕で、制球力が持ち味。救援にはプレスリー(アストロズ)やウィリアムズ(ブルワーズ)ら力のある右腕が控える。(共同)