エマニュエル駐日米大使は21日、ツイッターで岸田文雄首相のウクライナ訪問を「歴史的」だとし、「ウクライナの人々を守り、普遍的な価値を推し進めるものだ」と称賛した。ロシアでのプーチン大統領と中国の習近平国家主席による会談を「極悪なパートナーシップ」と酷評し、対比させる形で岸田氏の行動を評価した。
エマニュエル氏は、岸田氏と習氏のそれぞれの訪問を「欧州・太平洋間の非常に異なるパートナーシップ」だとしたうえで、習氏の訪露は「プーチン氏を(同氏への逮捕状を出した)国際刑事裁判所(ICC)から守り、国際世論から擁護するためだ」と批判した。
続けて、岸田氏が「自由を支持」しているのに対し、習氏は「戦争犯罪を支持」しているとし、「どちらの指導者が明るい未来を構築するのにふさわしいパートナーだろうか?」と問いかけた。