遺体は行方不明の茨城出身の高校生 壱岐海岸で発見

長崎県警は21日、壱岐市郷ノ浦町原島の海岸で20日に見つかった男性の遺体が、1日から行方不明となっていた県立壱岐高2年の椎名隼都さん(17)と確認したと発表した。県警によると、DNA型鑑定で身元が判明。遺体は一部白骨化しており、死因を調べている。

県警によると、椎名さんは1日午後4時25分ごろ、自宅で確認された後、所在が分からなくなっていた。17日に公開捜査となっていた。

20日に発見された遺体のズボンには「椎名」と刺繡(ししゅう)があった。遺体の状況などから事件性は低いとみられ、死亡推定日時は3月上旬だという。

壱岐高によると、椎名さんは茨城県出身。中学2年の時、留学制度で壱岐島に移り、里親家族や他の留学生と暮らしていた。県警によると、遺族は「捜査に協力していただいた皆さまに感謝を伝えたい」と話しているという。

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