WBC

あすの先発は今永 14年ぶり決勝進出の日本 メキシコに逆転サヨナラ

逆転サヨナラ2点打を放った村上宗隆(右から3人目)と喜びを爆発させる侍ジャパンナイン=20日、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(長尾みなみ撮影)
逆転サヨナラ2点打を放った村上宗隆(右から3人目)と喜びを爆発させる侍ジャパンナイン=20日、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(長尾みなみ撮影)

野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は20日、米フロリダ州マイアミで行われた準決勝でメキシコに6―5で逆転サヨナラ勝ちし、決勝に進出した。2連覇した2009年の第2回大会以来、3度目の優勝を懸けて21日午後7時(日本時間22日午前8時)に前回王者の米国と戦い、今永昇太(DeNA)が先発登板する。

日本は佐々木朗希(ロッテ)が先発登板して四回に3ランを打たれたが、七回に吉田正尚(レッドソックス)の3点本塁打で追い付いた。八回に2点を勝ち越されたが、4―5の九回無死一、二塁で村上宗隆(ヤクルト)の二塁打でひっくり返した。

栗山英樹監督が率いた今回は投打の「二刀流」の大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)ら米大リーグ勢に加え、昨季完全試合を達成した佐々木朗、史上最年少で三冠王となった村上ら充実の陣容。1次リーグから東京ドームで5連勝して米国に乗り込み、頂点にあと1勝と迫った。(共同)

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