源田(西武)は終盤での堅実なプレーが光った。七回は一塁走者の好スライディングできわどくなったタッチを決めて、三振併殺。一度はセーフと判定されたが、リプレー検証で覆った。試合後はサッカーのワールドカップ(W杯)で話題となった「三笘の1ミリ」になぞらえ、交流サイト(SNS)上で「源田の1ミリ」と話題に。九回も飛球を背走して好捕した。
打席でも役割をしっかりと果たした。3―5の八回無死一、二塁でバントを試みて2球ファウルになったが「開き直って」犠打を決め、山川(西武)の犠飛につなげた。決勝に向け「日本らしい野球をして勝ちたい」と力強く宣言した。(共同)