野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、20日(日本時間21日)に行われた準決勝でメキシコを下し、3大会ぶりに決勝進出を果たした日本代表「侍ジャパン」。劇的なサヨナラ勝利に、海外メディアからも称賛の声が相次いだ。
米スポーツ専門局のESPN(電子版)は、準決勝での日本の勝利を速報。サヨナラ打を放った村上について「最初の3打席は三振だったが、彼は最も重要な場面で成功を収めた」と会心の一打をたたえた。
米スポーツメディアの「Sporting News」(電子版)は「村上がスランプを克服」との見出しで記事を掲載。「村上が信じられないほどの仕事を果たし、すべての苦労が消え去った」と報じた。
韓国スポーツ紙のスポーツソウル(日本語電子版)は「今大会、深刻な不振に苦しんできた村上は、中堅手を越えるフェンス直撃二塁打で6-5のサヨナラ勝ちをもたらした」として、村上の活躍を評価した。
一方、WBCのツイッター公式アカウントは「日本が2023年に入り無敗を維持」とツイート。決勝戦で米国代表と対戦することに、リプライ(返信)には「99%の人がこのマッチアップを望んでいた」「これこそが〝侍ジャパン〟」といった声が寄せられた。(浅野英介)