立憲民主党の泉健太代表は21日、岸田文雄首相のウクライナ電撃訪問について「G7(先進7カ国)の全首脳がウクライナを訪問したことになり、G7で今後の国際秩序、安定と平和を目指す議論の土台ができた。必要性は高いと一定、理解している」と述べ、評価する考えを示した。千葉県市川市内で記者団に語った。
泉氏は「戦争が行われている国への訪問だから当然、情報を一定、秘匿して対応せざるを得ないことは理解している。帰国後にしっかり国会で報告していただくことが重要だ」と指摘。国会の事前承認なしでの訪問に理解を示すとともに、帰国後は速やかに衆参本会議で帰朝報告を行うべきだとの考えを示した。