17歳少女「殺すよう頼まれた」供述 富山の男性殺害事件

富山県高岡市のホテルで男性を殺害したとして、殺人容疑で逮捕された県内の無職少女(17)が「殺すよう頼まれた」という趣旨の供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。現場の部屋に遺書のような内容のメモ書きが残されていたことも新たに判明。富山県警は、メモが書かれた経緯や事件直前の2人のやりとりを慎重に調べる。

少女は17日ごろ、高岡市のホテルで知人の職業不詳、泉本和希さん(21)=東京都調布市=の頸部(けいぶ)を圧迫し殺害したとして、18日に逮捕された。

県警によると、17日夜、少女自ら「ホテルで首を絞めて人を殺した」と110番。逮捕後も容疑を認めている。泉本さんの死因は頸部圧迫による窒息とみられる。首に浅い圧迫痕はあったが、他に目立った外傷はなかった。

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