山形県の令和5年度人事異動者数は1584人 女性管理職比率は19・6%に

山形県庁
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山形県は20日、令和5年度の定例人事異動(4月1日付)を発表した。異動者数は1584人で、うち次長級以上の女性職員は11人を占め過去最多となった。

組織改正では、東北公益文科大学の公立化・機能強化に向け、高等教育政策・学事文書課を新設し、高等教育政策主幹を置く。またデジタル技術を活用し県民サービスを向上するためDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の司令塔になる「DX推進課」を18人体制で設け、部局を越えて推進するため各課の企画担当者13人を兼職とし計31人で進める。

県土強靭化に向け、県土整備部に技術統括監を設け、令和4年8月の豪雨災害からの早期復旧のため置賜総合支庁に県南豪雨災害復旧対策室を設ける。

一方、新型コロナウイルスの「5類」移行を見据え職員を縮小。現在の22人体制から19人に減員する。

同県では令和7年度までに課長級以上の女性管理職を25%を目標に掲げているが、5年度は84人(19・6%)となった。

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