事故起こしたタクシー運転手を逮捕 2人意識不明、1人けが 大阪・生野

斉藤敏夫容疑者が運転しているとみられるタクシーが猛スピードで現場近くを走っている様子をとらえた防犯カメラの映像=20日午後1時10分ごろ、大阪市生野区(近隣住民提供)
斉藤敏夫容疑者が運転しているとみられるタクシーが猛スピードで現場近くを走っている様子をとらえた防犯カメラの映像=20日午後1時10分ごろ、大阪市生野区(近隣住民提供)

大阪市生野区田島で20日午後、タクシーが歩道に乗り上げた事故で、大阪府警は自動車運転処罰法違反(過失致傷)などの容疑で、タクシー運転手の斉藤敏夫容疑者(74)=大阪府門真市=を現行犯逮捕した。府警が詳しい状況を調べている。

逮捕容疑は、20日午後1時10分ごろ、大阪市東住吉区今林の路上で、タクシーを運転中にミニバイクと接触し、運転していた男性(81)にけがをさせたにもかかわらず、逃走したとしている。

府警によると、タクシーはこの事故の直前、同市生野区田島の路上で、横断歩道を歩いていた女性2人らをはね、逃走していたという。女性は60代ぐらいと70代ぐらいで、病院に搬送されたが意識不明の状態。斉藤容疑者は「ミニバイクにぶつかってけがはさせたが、逃げたつもりはない」と供述している。

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