大阪府は20日、府内の医療機関を受診した海外渡航歴のない50代と30代の男性2人の「サル痘」感染が確認されたと発表した。厚生労働省によると、関東地方以外での確認は初めて。50代男性は府内、30代男性は徳島県在住で、関係性はないという。
府によると、自宅療養中で容体は安定している。保健所が感染経路を調べている。発疹などの症状があったため、3月15日と17日にそれぞれ受診した。厚労省によると、国内の感染は昨年7月以降、59例となった。
厚労省はサル痘の新しい名称案を「エムポックス」にする方針を決めている。