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偏西風

ミラノ大学、能楽の講座新設 日本の伝統芸能 外国人の発想刺激 大阪文化部特別記者・亀岡典子

国立ミラノ大学で行われたワークショップで、日本から持参した能面を学生たちに見せ、解説する山本章弘さん(右)=令和4年11月(山本能楽堂提供)
国立ミラノ大学で行われたワークショップで、日本から持参した能面を学生たちに見せ、解説する山本章弘さん(右)=令和4年11月(山本能楽堂提供)

イタリア第2の都市、ミラノにある国立ミラノ大学が、大阪市の山本能楽堂と連携し、日本の伝統芸能「能楽」を学ぶ授業を新設した。講座名は「能楽と1900年代ヨーロッパの演劇文化の実験」。昨秋、山本能楽堂の代表理事で観世流シテ方の山本章弘さんが同大学で行ったワークショップには約200人もの参加者が詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。昔から日本の伝統文化は海外の人たちを魅了し、新たな芸術を創造するインスピレーションを与え続けている。今回のアカデミックな交流がどんな文化の潮流を生み出すのか、期待したい。

ミラノはイタリアの北部にある美しい都市で、ルネサンスの時代にはレオナルド・ダビンチらが活躍した。現代は世界的なファッションの発信地として、オペラなど芸術の都としても知られている。

大阪市とミラノは、ともに古い歴史を持ちながら先進的な商工業都市であるなど多くの共通点があることから、1981年に姉妹都市の提携を結び、さまざまな交流を行ってきた。

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