青森県は17日、令和5年度の定例人事異動(4月1日付)を内示した。異動者数は1316人で、過去10年間と同程度となった。
組織改正では、8年に県内で開催される「第80回国民スポーツ大会」と「第25回全国障害者スポーツ大会」に向けて体制を強化するため「国民スポーツ大会準備室」を廃止し「国スポ・障スポ局」を新設し、51人体制でスタートする。また、デジタル技術のフル活用に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の司令塔となる「DX推進課」を新設。11人体制で部局を超えたDXを推進していく。
一方、新型コロナウイルスの「5類」移行を見据え、対応する職員を縮小。現在の47人体制から最大35人程度となる見込み。
管理職(副参事級以上)に占める女性職員の割合は7・1%、全職員に占める主査以上の役付けの女性割合は18・7%と、いずれも平成21年度以降最も多い。