「音声で聴く 神田蘭の5分で恋する日本史列伝」で取り上げた人物の生き方を通して今の世相を斬る「神田蘭の言いたい放題」。今回は、先日公開した間宮林蔵の巻(←こちらから)を基に語ります。
樺太がロシアと地続きではなく島であることを確認した間宮には国防意識がありました。間宮はシーボルトが帰国の際に禁制品である日本地図などを持ち出そうとしたことを幕府に告発。その後、幕府の密偵となり、薩摩藩に潜入して3年間ふすま職人を装ったとされます。
神田蘭さんは間宮のこうした情報収集能力を評価。高市早苗経済安全保障相が進める、機密情報の取り扱いを有資格者のみに認める「セキュリティー・クリアランス」の早期導入を訴えました。