メジャーで2年連続20本塁打の実績を持つメキシコの1番打者アロザレーナが、WBC1次リーグC組1位突破の原動力となった。
カナダ戦の二回には右中間に適時二塁打、六回は満塁で三塁線を破る走者一掃の二塁打を放った。1次リーグでは計14打数7安打9打点の活躍で、メキシコの8強進出に貢献した。
キューバ出身だが、メキシコに亡命して大リーグ入りを果たしたアロザレーナは「俺が何をやってもメキシコの応援団は俺の名前を呼んで喜んでくれる。持てるもの全てを出し切ることが彼らを代表する、ということ」と喜んだ。(共同)